五島市上大津町859 (令和4年11月12日)
東経128度51分03.54秒、北緯32度40分38.93秒に鎮座。
この神社は、五島市役所の南南東2km程の辺り、上大津町の街中に鎮座しております。この社も福江地区の巌立神社、八幡神社、玉之浦地区の白鳥神社とならんで『五島四社』と称され島民から多大な崇敬を受けている、五島での最古の神社です。
入り口には慶長19年建立の八幡鳥居がたち、参道脇には低い石垣。覆いかぶさる大木の間を抜けると石段上には透かし塀付きの神門が建立されています。
境内に入ると正面に荘厳な拝殿と幣殿・本殿が建立され、向かって左側には豊受神社・八坂神社・九社神社・山祇神社を祀る合祀神社の社殿が藤棚の奥に建立されています。
拝殿・合祀神社前には狛犬も睨みをきかしています。
御祭神 天照大神・武甕槌神・経津主神・天児屋根神・姫神
祈年祭旧正月28日 例祭5月5日 新嘗祭11月23日
由緒
持統天皇の9年(695)正月28日に天照大神、武甕槌神、経津主神の三神を奉斎し、その後称徳天皇の神護景雲3年(769)正月9日大和の春日大社から天児屋根神、姫神のご分霊を迎え合祀しました。
是に於て、大値賀島鎮護地主五社大神宮と尊称され、五島で最古の御社です。
境内由緒書き より。
参道入口
鳥居
神額
神門
拝殿
拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)
拝殿内部
幣殿
本殿
末社合祀神社。由緒書きはこちら。
末社合祀神社を護る狛犬。拡大写真はこちら。
(明治28年(1895)6月吉日建立)