北方御社宮司社

諏訪市湖南大熊 (平成17年4月30日)

この神社は県道16号線・北大熊交差点から300メートルほど山側に入ったところに鎮座しています。諏訪大社の摂社で、御祭神は御社宮司神で、建御名方富命御子神も合祀しています。創建は不詳です。この御社宮司神は御左口ノ神、御作事ノ神とも云い自然信仰に基づく稲、土地の神として崇められてきました。この御社宮司神社は昔は財力も広大な耕地も持っていて、この地域の中心としての役割を果たしてきた神社だそうです。明治時代には一時期南方御頭御社宮司社に統合されましたが、現在は復活し、例祭には玉串を中洲の御頭御社宮司社に奉じています。

神社入口

境内の様子

拝殿

合祀社と奥に覆い屋の中の本殿