八立(はちりゅう)神社

諏訪市中洲 (平成22年8月28日)

東経138度7分26.95秒、北緯36度0分21.35秒に鎮座。

この神社は、中央自動車道・諏訪ICの北西1km程の辺り、中洲に鎮座しております。我々が参拝に訪れた時は早朝にもかかわらず、氏子さん達が境内に多数集まっております。御柱祭の為、穴を掘ったりする作業が行われるようです。

祭神は諏訪大社上社の祭神建御名富命の御孫八立尊である。嘉禎三年(1237)祝詞段の神楽歌の中に「金子に鎮守八りょうさんそん・・・・」と見えるものが最も古い。昔は金子郷全体の鎮守だったと思われる。御柱年には本宮と前宮の古い御柱の御柱休め(倒すこと)をし、その年の、御柱を建てる穴掘りの奉仕をするのも中金子氏子の仕事であり特権であった。本宮山出しと里引きの間に区民全体で古御柱を曳行して、八立神社前に四本並べ、秋に神事を行った後処分される。
現在の社殿は三間一一面、母屋造りの銅葺き、明治四一年の再建である。(1800円を要した。)

神社入口

境内

拝殿

僅かに伺う石の本殿

お休みになっている御柱。

末社にも勿論御柱を建てるようです。

石祠

御神木