池生(いけおい)神社

塩尻市宗賀本山(平成17年4月29日)

奈良井川の清流を眼前に、向剣沢を背後に控え、社殿の下から昏々と湧き出でる御神水共々豊かな水が、神社の社叢である広葉樹の古い森を形成し、ここの社叢は松本周辺での市天然記念物の第一号に指定されています。この自然に恵まれた地に鎮座する池生神社は池の権現ともいい、海幸彦・山幸彦の神話に出てくる海神の娘・豊玉毘売命を御祭神と仰ぎ、養蚕、眼の神様、雨乞いの神様として尊崇されてきました。私達が訪れたこの日は丁度神社の例祭の日だった様で、大勢の氏子さん達が三々五々集まっていらっしゃいました。

境内入口

社殿。当日はこの社殿の中で
例祭の集会が行われていました。

社殿の下から湧きだした御神水で
出来た境内左手にある御神池

絵馬殿。ここで神楽も
舞うのでしょうか?

昭和62年8月生まれの狛犬

          お水舎。
ここの御神水が眼病に霊験灼かといわれていました。

清冽な水の流れるところ
水芭蕉有り。少し時期が遅かった様な