大門神社

塩尻市大門三番町(平成17年4月29日)

この神社は塩尻駅から西南西に約1q、市街地のただ中の市道305号線に面して鎮座しています。回廊内には同程度の二社殿が見え、これは南北朝の戦いの際南朝の指揮所としての由緒ある地に建立された柴宮八幡社の境内地に、昭和二十七年水分の神として祀られた若宮八幡社を奉遷して大門神社とした為でした。という事で御祭神は柴宮八幡社・誉田別尊、若宮八幡社・大鷦鷯尊などです。又境内の一隅には、此処の境内から出土し、今は平出考古博物館に展示してある柴宮銅鐸の縮小レプリカが飾ってありました。銅鐸は東海地方では出土しますが、長野県内では珍しく、此の地も銅鐸文化圏に入っていた事の証明になるというので、貴重な発見だったようです。考古学に興味があり、自身も発掘に加わった経験のある私としては、大変興味を引かれる掲示でした。

神社外観

境内入口

立派な拝殿

柴宮八幡社と若宮八幡社

境内社・水天宮、大峰神社、蛭子神社、蚕玉神社