田村神社

下伊那郡豊丘村神稲(平成23年5月1日)

東経137度54分16.91秒、北緯35度32分57.92秒に鎮座。

　この神社は豊丘村役場の東北東約500ｍに鎮座しています。参道の入口から境内まで凡そ150ｍ、何段もの石段を上がり、公園の桜を眺めながら境内に辿り着くと、根元から二本に分かれた大杉をはじめとした老杉の鎮守の杜が眼前に迫り来ます。
　そして、社号標は「諏訪神社」、神社入り口に立つ台輪鳥居には「諏訪大明神・八幡宮」、拝殿には「八幡大神・諏訪大神・甲龍大神」というそれぞれ異なった表記の神社名が書かれています。元々諏訪社であったお社に、何時の時代にか沢山の神々が合祀され、旧地名を冠した神社となった事が伺える表記です。
　雨の降っていた所為もあるのでしょうが、閑かで、清々しさが感じられる神社でした。

　御祭神：建御名方命、誉田別命等八神
　祭礼日：10月11・12日
　境内社：一社
　由緒：この田村諏訪社は、段丘の上に亭々として聳え立つ老杉に囲まれて、建御名方命を主神とし誉田別命等八神が鎮座し、眼下に天龍河畔一帯を、眼前に中央アルプスの一端を眺望することが出来ます。また、下段にあります公園の桜の古木20数本が、四季折々の趣を添えております。