諏訪神社

下伊那郡平谷村 (平成21年8月27日)

東経137度37分59.63秒、北緯35度19分20.70秒に鎮座。

【神社情報・Rumarin&Saiseiさんより】
飯田から国道153号で南に約35km、道の駅信州平谷と村役場の間の道を入っていった場所に鎮座しています。

村の数が日本一多い長野県において最も人口の少ない自治体である平谷村の、神社庁に登録されている唯一の神社である諏訪神社です。祭神は建御名方命だと思いますが由緒書が無かったので詳細は不明です。

鳥居と手水舎、社殿はいずれもまだ新しく、全体的に村民の方たちの手入れがよく行き届いているようです。境内はあまり広くはないですが、様々な樹々に囲まれていることや高原で川のそばという立地もあり、とても爽やかに感じました。

この神社の一番の特徴は、社殿前の十段ほどの石段の上下に一対ずつ計四体、小さくて古そうな狛犬がいることです。それらはとても個性的な容姿をしています。ちなみに最初の石段を上った所にも昭和の狛犬が一対います。

役場のホームページによるとこの神社は正保三年(1646年)建立享保六年(1721年)本格的に神殿建設、とのことです。狛犬は上と下では作風が異なるので、それぞれがこのどちらかの頃につくられたということかもしれません。

参道入口。右は道の駅

参道

鳥居と石段

階段下からの眺め

石段下の狛犬。実に素朴な可愛い狛犬です。拡大写真はこちら。

石段上の狛犬。もう少し進化していて足の間が刳り貫かれています。拡大写真はこちら。

社殿

社殿内部(奥に本殿)

境内社

境内と狛犬達(社殿前から)

神社前を流れる柳川