駒形神社

佐久市塚原 (平成21年7月30日)

東経138度26分05.40秒、北緯36度15分58.53秒に鎮座。

【狛見倶楽部 佐野支部 クマちゃん通信員より】
神社は、国道141号線を北上、浅間病院西信号を左折して154号線を進み、塚原地区の道路沿い右側です。狛犬は居ませんでした。室町時代の本殿が国指定の重要文化財です。神社入口、石段下の燈籠は安政4年、拝殿前は元禄9年のものです。

駒形神社の創立については記録に乏しく明らかではないがこの地方は、いわゆる信濃牧の地であり、祭神には騎乗の男女二神像を安置しているので牧に関連した神社と推定されている。
昭和二十四年五月三十日国宝保存法により国宝の指定を受けたが、文化財保護法の施行により現在は重要文化財に指定されている。
再建は文明十八年(1486)と伝えられているが形式手法からみてもその頃の建物と考えられている。・・・・。
境内説明文より。全文はこちら。

駒形神社(こまがたじんじゃ)は、長野県佐久市塚原字新城にある神社。 下塚原地区から塩名田への崖に面して存在し、社殿は重要文化財に指定されている。 宇気母智命(うけもちのみこと)を祀り、文明十八年(1486年)佐久郡の耳取城主・大井政継が再興したと伝わる。
付近は道本城に拠った根井氏の領するところで、中世には広大な台地を利用して牧場が営まれた。古く馬の産地であり、「駒形神人」との関係が示唆されている。
一説に、ここには中世の城郭があり、現在「駒形城」と呼ばれている。
『ウィキペディア(Wikipedia)』より。

神社入り口と社号標

社殿遠景

参道と安政4年の燈籠

境内

拝殿

本殿正面と覆屋

本殿。簡素な造りでやや意外です。

境内の末社と石祠

元禄9年の燈籠