稲荷神社

佐久市下小田切(平成17年4月24日)

この神社は小海線臼田駅から西に600メートル余り、千曲川を渡ってすぐの稲荷山公園内に鎮座します。社伝によると正暦年中(990-995)山城の国から勧請したとありますから、きっと伏見稲荷から勧請したのでしょう。中世には勝間城鎮守として武将の尊崇が篤かった様です。御祭神は倉稲魂命で、御神徳は五穀豊穣、養蚕豊熟、商売繁盛、殖産興業等だそうです。例祭の小満祭は東信随一の賑わいで十数万人の人出が出るとも書いてありました。ここでは丁度桜の花が満開で、公園では催し物が開かれていたようで結構人出がありました。赤い鳥居を潜り急な階段を登っていくと、神社は小丘陵の上にあり眼下を流れる千曲川の清流が綺麗に見えました。

千曲川を渡ってすぐ、お稲荷さんお決まりの赤い鳥居の行列を潜りぬかなければ境内には行き着きません。

境内への最後の関門です。
さあ、元気よく台輪鳥居を潜りましょう。

おお〜、眼にも鮮やかな
朱の拝殿です。

うって変わって流造の渋い本殿でした。