佐久市内山肬水 (平成17年4月24日)
この神社は国道254号線・富岡街道通称コスモス街道沿いに鎮座します。外観は急斜面にへばり付いたような高い位置に建つ社殿への、急な階段を登る極小規模の神社、という面持ちに見えますが、実際は何とも摩訶不思議な構造になっていました。この木製の階段(梯子の横幅を広げたような構造)を登っても社殿の真下に行き着き、頭上の桟の間だから社殿の中を垣間見る事になるのです。これは後で社殿の裏手に回って解った事ですが、此処の御神体が大きな岩で、その中腹に無理に社殿が建てられた為、でした。それに途中からは石で出来た立派な階段が見えるのにもかかわらず、道路からは土手を無理に登らなければ道がついていませんでした。
道路から見える神社外観。
遠くからは普通の造りに見えます。
入口。鳥居の扁額には
『石前』とあります
清水の舞台のように
張り出した社殿
拝殿の下も裏側も
大きな岩です
頭上から垣間見る拝殿内部。
何かの折りにはこの扉を開けると
後ろの岩が見えるのでしょうか？
社殿の後ろは大きな岩の
割れ目で此処に小さな祠が
祀ってありました。