白波社

岡谷市湊2(平成17年4月30日)

この神社は諏訪湖西岸の旧道に面しています。神社の入口に烏帽子石という岩が置いてあり、この神社の創建に関わる岩だそうで、伝承によると昔大洪水の時小さな祠が一つ流れ着いてこの石の上に乗ったので、これを現在地に移し権現組の鎮守としたということです。この烏帽子石という名前の由来は、昔この辺に葦が生えていて岡谷十五社神社の神事用の葦は白波社の前で刈り取るのを習わしとしていて、ある年余りの暑さに神主がこの石の上に烏帽子を置いたことから、人々は何時しかこの石を烏帽子石と呼ぶようになったという。(案内より)山肌にへばり付いたような小さな境内ですが覆い屋の中の社殿は小さいながらもきちんとした造りです。

神社全景

神社の創建に関わる烏帽子石

社殿覆い屋

小さいながらも
きちんとした造りの社殿