十五社神社

岡谷市神明町(平成17年4月29日)

この神社は岡谷市に入って始めて詣でた神社ですが舞殿の造りの不思議さにビックリしました。これは諏訪大社系の古い舞屋の形式を受け継いでいるからなのだそうです。御祭神は建御名方命、八坂刀売神、御子神13神です。岡谷ICから南に約300メートル程の位置に鎮座するこの神社、前面には塚間川が流れ後方は小丘陵となって、社叢を形成するアカマツ、ヒノキ、スギ、サワラ、キハダ等が境内を緑に色濃く染めていました。現在の本殿は、文久3年(1863)6月棟梁今井万蔵重光の再建ですが、当初の石宮も社祠として現在も残っています。

舞屋は茅葺き寄せ棟造で1801年建立。当初は外回りが格子戸で開放的だったが明治以降に両脇に下屋を設け板壁などで囲んで社務所として使われ改造されているが、諏訪大社系の古い舞屋の形式を受け継いでいる点で貴重な存在です。と掲示されていました。

神社入口

階段の参道と舞屋正面

境内から見た市指定文化財・舞屋。茅葺き屋根で重厚素朴な感じがします。

拝殿

覆い屋の中の本殿

市指定文化財の
境内社・津島社

津島社を脇から