妻科神社

長野市南長野妻科(平成19年9月24日)

この神社は、長野の北西300m程の辺り、静かな住宅街に鎮座しております。

善光寺三鎮守の一つで宝暦14年(1764)に妻科神社と改称されるまでは、諏訪大明神と呼ばれていました。この神社が上社で、下社が近くにありましたが上社に合併されました。
祭神は八坂刀売命(やさかとめのみこと)で、相殿は健御名方命と彦神別命(ひこがみわけのみこと)を祀っている。
長野市誌より抜粋。

式内社一覧を見ると、信濃国水内郡に妻科神社がある。しかし宝暦14年に改称されたのだったら、式内社の妻科神社はここでは無いのでしょうか。でも江戸時代、善光寺三鎮守の一つと言われる神社が改称されるだろうか。

社号標と神社入り口。

入り口左右にお住まいの御柱祭記念に建立された狛犬。

(阿・大正9年(1920)秋 吽大正10年(1921)9月建立)

嘗て、諏訪大明神と呼ばれていた頃、この神社が上社で、下社が近くにあったという。その名残でしょうか。御柱が立っています。

妻科神社の社額。

拝殿の彫刻。

境内には欅の巨木が多いのだが、ここの欅には何と名前が付いています。

千寿
右大臣 天木
大地

住宅街の中に鎮座しているのですが、境内は巨木が多く雰囲気の良い神社です。

本殿に奥宮。

天神社 金毘羅大権現・秋葉山大権現の碑