戸隠神社火之御子社

長野市戸隠(平成19年9月23日)

 この神社は宝光社と中社の間に鎮座しています。有名な戸隠三社と比べ、知名度の低い神社で社地も余り広くはありませんが、その静かな中に凛とした空気が感ぜられる佇まいには、古の社の在り方は斯くありなん…と感じられました。

 主祭神:天鈿女命、配祀:高皇産霊命、栲幡千千姫命、天忍穂耳命
 例祭日:8月18日
 由緒:承徳2年(1098)頃の創建で、岩戸の前で舞われた天鈿女命が主祭神で他に三柱の神様を祀っています。
 戸隠山の神様が神仏習合されていた当時も、このお社だけは神社として終始していました。戸隠神社太々御神楽は、この神社に仕えていた社人によって古来より伝えられ現在に至っています。舞楽芸能の神、火防の神として尊崇されています。 境内には有名な西行桜があります。

神社入口 社号標
社殿
社殿内の様子

ご神木 鎮守の杜
西行桜
現在の西行桜 西行桜碑
西行桜の根元に祀られる仏像