諏訪神社

長野市入山(平成19年9月23日)

 この神社は芋井小第一分校の南東約300mに鎮座しています。地図には「諏訪神社」、入口の鳥居の額には「御射山神社」、拝殿には「諏訪大神」とあるので一応「諏訪神社」としておきましたが、「御射山神社」が正式名称かも知れません。
 現在この社の御祭神は健御名方命、配祀は八坂刀女命ですが、ミシヤグチ神は、「諏訪大社の祭政体で、樹や笹や石や生神・大祝などの自然万物に降りてくる精霊」と言われています。諏訪湖の土着神で、縄文時代から祀られてきたともされ、現在でも諏訪大社(特に上社)に祀られ、蛇神、また御射山をご神体とする山神で、ミシャグジ降ろしの祭祀において憑依託宣する神だそうです。
 長野県内には、諏訪大社から勧請された諏訪社系の神社が約800社ほどありますが、この社も「七年に一度の天下の奇祭」とよばれる諏訪大社の「御柱祭」(式年造営御柱大祭)が開催される、寅と申の年には、御柱の小宮祭が5月5日に執り行われているようです。

神社入口 鳥居の額「御射山神社」
参道の様子 境内入口
向拝のない大きな拝殿 拝殿の額「諏訪大神」
本殿鞘堂 境内から入口を振り返る