木留神社

長野市若里1(平成19年9月24日)

この神社は、県民文化会館の南西250m程の辺りに鎮座しております。

 御祭神:健御名方命
 由緒:社伝では、正治年間(1199〜1201)以前の建立といわれていますが、延享2年(1745)の火災で古文書や宝物が失われてしまい詳細は不詳となってしまいました。
 昔は、犀川の沿岸にあり、流木がよくここに流れ着いたため、木留明神と呼ばれていたようです。善光寺再建の際、普請用の御用材を千曲川や犀川に流しておろしたとき、この近くの丹波島の渡しで陸揚げをし、この神社に材木を留め置いたと伝えられています。古い言い伝えでは、善光寺普請用の御用材が洪水で流出しそうになったとき、木留明神が現れてそれらを留めたという話もあるそうです。善光寺七社の一つです。

神社入り口。

参道に立つ一の鳥居。

境内の中央にで〜んと立つ欅の巨木。何の指定も無いようです。ここ長野ではこの位はあたりまえなのでしょうか。

拝殿と本殿。

鳥居の社額 拝殿の社額

境内の末社や石碑。