広瀬神社

長野市広瀬沖1792(平成19年9月23日)

 この神社は76号線・広瀬バス停から南に入り約600mで右側に鎮座しています。この日最後に参拝した神社なので辺りは薄暗闇。丁度この日が祭礼日だったので、社殿には灯りがともり、錦旗が降ろされているところで、何とか撮影が出来ました。

 御祭神:倉稲魂命
 祭礼日:9月23日
 由緒:天正年間(1110〜1113)瀬脇廣足という人が、故あって平安京より出でて諸国を徘徊しましたが、この地に留まりました。この地の人々は廣足を慕い師事したので、廣足は遂に当地の首領となりました。又、廣足は春日仏師の刻した尊像を奉祭し、神祇の道・倫理の網常を教え、倉稲魂命を祀って殖産興業の道を開きました。又、芋を植え蕎麦を作ったのはこの方の開示である、と伝えられています。後世、広瀬のい呼称はこの方の氏姓を取って名付けたという事です。
 この社の創建は不詳ですが、この村の産土神として文政8年(1825)吉田家より現社号を許されました。
 明治6年には村社に列し、同42年には無格社の津島神社等十社を合併しました。尚、第二次大戦後に合祀を解き、旧に復しました。

神社入口 境内の様子
向拝のない大きな社殿
社殿内の様子 境内社