須々岐水(すすきがわ)神社

松本市里山辺(平成17年5月14日)

松本には『支度見るなら三ノ宮(島立の沙田神社)、女衆見るなら千鹿頭山(里山辺の千鹿頭神社)、けんか見るなら薄宮(ここ須々岐水神社の事です)」と例えられる程華々しい御柱祭を執り行うこの神社は、松本の市街地から県道67号線で東に向かい上金井バス停を右折、200m程で左手に深い森が見えてきます。この森が須々岐水神社の鎮守の杜で、杉木立の鬱蒼とした境内に入ると、聞こえるのは境内を流れる小川の水音だけ。例祭のときの喧騒とは裏腹に、普段はまさに『神の坐します所』にピッタリの雰囲気の神社でした。神社名の読み方が分からず小川で洗い物をしていたご婦人にお聞きしたところ「本当はすすきがわじんじゃというんだけど私達はすすきのみやさんと呼んでいるんですよ。ここの神様は入山部というところに降臨なさって、今でもそこには奥社があるんですよ。」と教えてくださいました。ここには参道に、松本で良く見られるライオン型の狛犬と、本殿前に出雲型の狛犬がいましたが、残念ながら出雲型は塀が邪魔をして一体の後姿しか撮れませんでした。由緒、御祭神については拡大写真でどうぞ。

(昭和3年4月15日建立)

神社入り口の一の鳥居

参道途中の二の両部鳥居

境内の様子

一の御柱

松本市内でよく見かけたライオン型の江戸狛犬

拝殿

荘厳な本殿

残念ながら相方の阿は木や灯篭が邪魔をして写せませんでした。

由緒と狛犬の拡大写真はこちらでどうぞ