岡宮神社

松本市女鳥羽3(平成17年5月15日)

この神社は国道143号線・女鳥羽二丁目と旭一丁目の間の一方通行の道を入り、大安楽寺墓地にて左折すると突き当たりに緑豊かな社叢と大きな鳥居が見えます。岡宮神社の鎮守の杜ですが、ここは松本城築城以前からある古社で、女鳥羽川以北、北深志の総鎮守として重要視されてきました。創建は不詳で、御祭神は健御名方命、伊邪那美命、誉田別命の三柱です。本殿は寛文3年(1663年)松本城主・水野忠職が改築寄進したもので、江戸初期の建築様式を伝えています。新緑の中、広くて荘厳な雰囲気をもつこの神社の境内に佇むと、なお一層神社への尊崇と狛犬に対する愛情が湧き出でてくるような気がしてきました。

(刻者・田近 勝之、田近 正一  大正14年5月建立)

神社入り口

境内の樹叢

立派な神門

堂々とした拝殿

前足をギュッと突っ張り飛び掛らんばかりの若々しい狛犬

拝殿、脇から

簡素ながらも力強い本殿

境内社・事代主社

境内社・愛染社

境内社

境内から神門を振り返る

雄々しい御神木と文字碑