駒形神社

小諸市柏木石峠(平成18年9月3日)

 この神社は柏木地区の小諸軽井沢線に面して鎮座しています。神社入口には道祖神と庚申塔が建ち、杜の奥の社殿内には馬の形が浮かび上がった自然石が祀ってありました。その他境内には末社や蚕影大神、それに多数の仏像が置かれていました。
 案内が無く、創建などは分かりませんが、御祭神は駒形大神(天照大御神、天之常立尊、国之狭槌尊、吾勝尊、置瀬尊、彦火火出見尊の六柱の総称)と思われます。駒形大神は馬と蚕の守護神とされ、馬頭観音あるいは大日如来と習合し、東日本各地に勧請されて「おこま様」と呼ばれています。同名社として有名なのは、奥州市に鎮座する陸中国一宮の駒形神社です。

神社入口 境内の様子
社殿 社殿内の様子
末社 蚕影大神
境内隅の仏像群