蓼科神社

長野県北佐久郡立科町(平成17年11月25日)

【狛見倶楽部 佐野支部 クマちゃん通信員より】
この神社は、光徳寺というお寺の隣にあります。昭和38年の狛犬が迎えてくれました。境内社がいくつもあります。本殿の覆い屋が結構大きくて、いい感じです。気に入りました。
神社の入口にある「神代杉」は圧巻でした。樹齢は、1500年を数え、目通り 10メートルです。枝は、ほとんど無くなりましたが、しっかり立っていました。

この神社は、立科町から白樺牧場に抜ける40号線を南下していくと、役場の約1.2km程先に光徳寺があり、その又先、右側に鎮座しています。
案内によると、霊峰蓼科山を御神体とする神社で、蓼科山頂に奥社が鎮座しており、ここはその里宮で、古い形態の山岳信仰を今に伝える神社です。創建は不明ですが、元慶2年(878)には蓼科神としての記録が残っています。明治8年に蓼科神社と改称される以前には、高井大明神、飯盛神、八王子権現、八塩権現などと云われていました。
この蓼科神社のご神木である神代杉の樹齢は伝承で1500年、目通り約10m、樹高20mとなっていますが、落雷などによる度重なる火災には勝てず、現在見られる姿となってしまったそうです。

神社入り口 参道の様子
昭和38年生まれの狛犬。こうしてみると後ろ姿はなかなかのものですね〜。
(昭和38年11月吉日建立)
階段の参道、お疲れ様でした。 拝殿
熊さんが気に入った本殿と本殿覆い屋。
この木鼻狛犬は何を咥えているのでしょうか?
境内社・高井稲荷神社 境内社・天満宮
境内社・愛宕神社 樹齢1500年のご神木・神代杉
植物は皆健気です。
どんな悪環境にあっても
最後まで生きる力を失いません。
生きとし生けるもの全てが
こうした努力をしていきたいものです。