諏訪神社

上水内郡信濃町柏原(平成19年9月23日)

 この神社は信越本線・黒姫駅の南東約900m、国道18号線に面して鎮座しています。18号線の反対側には小林一茶旧宅があり、境内にも一茶の句碑「松蔭に寐て喰ふ六十餘州かな」の碑が建立されていました。これは文政12年(1829)一茶の三回忌に、弟弥兵衛や門人等によって柏原宿の入口に建立された最初のもので、その後、明治10年(1877)に、現在地に移転されています。

 御祭神:建御名方命
 由緒:柏原の鎮守社で、寛永11年(1634)ごろには創建されていました。祭礼のときには、歌舞伎や相撲が催され、近在の人々でにぎわい、一茶も見物に訪れました。

神社入口 参道に建つ鳥居
昭和15年生まれの岡崎現代型狛犬
(紀元2600年(昭和15年)建立)
一茶句碑
「松蔭に寐て喰ふ六十餘州かな」
境内の様子
昭和15年生まれの狛犬
阿吽の位置が反対で、頭上には双方共に宝珠がついています。阿は玉を、吽は子を連れています。
(紀元2600年(昭和15年)建立)
拝殿
拝殿内の様子

本殿 拝殿前から入口を振り返る