二宮神社
上伊那郡南箕輪村中の原(平成23年4月29日)
東経137度56分0.18秒、北緯35度51分16.51秒に鎮座。
この神社は南原保育園北に鎮座しています。入口には金属製の枠が立ち、両部鳥居を潜ると若木の間に参道が通り、境内には二宮尊徳像が立ち、正面に鞘堂兼拝殿が建立されています。社殿脇には旧祠が境内社の天満神宮として祀られています。
御祭神:二宮大神他七柱
祭礼日:不明
境内社:天満神宮
由緒:抑々此の神社は、終戦直後食糧増産県営緊急開拓団として入植した南原開拓組合の人々が、心の拠り所として創建した。
神社設立にあたり、沢尻恩徳寺の宥人和尚に依頼し高遠の樹林寺に保存されていた旧高遠藩上級藩士の神棚を譲り受けて祀った。祭神には二宮大神他七柱が祀られて有ったが開拓地に於いては、二宮尊徳翁を祀るのが最も相応しからんと衆議一決し昭和23年5月組合の共有地へ祠を建立して二の宮神社と号した。
其の後二十数年を経過し地域内を中央自動車道が通過して、南原地区周辺は急速に宅地化が進み人口も急増してきた。こうして社会環境の変化に伴って社殿新築を要望する気運が高まり、崇敬厚い区民の浄財を得て昭和56年4月18日建坪35平方メートルの社殿の新築が完成した。旧祠は其のまま隣接地に遷座し天満神宮として奉安した。この新殿造営を機に小田原報徳二宮神社の末社として草山朝子宮司により認証された。…後略…。
社頭 |
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両部鳥居 |
鳥居に掛かる額 |
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境内社:天満神宮 |
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