(しずめ)大神社

上伊那郡辰野町沢底1856(平成23年4月29日)

東経138度0分55.81秒、北緯35度58分35.19秒に鎮座。

 この神社は辰野駅の東南東約1.5kmに鎮座しています。庚申塔の立つ参道の入口から神社までは凡そ100m、畑の中を北西方向に一直線に参道が貫いています。鎮守の杜は大杉と広葉樹の大木が重なり合うように空へと伸びており、その下には桜や躑躅が見事な花盛り…、素晴らしい景観を見せてくれています。
 神社の入口は石垣が組まれた上に玉垣が建立され、石段の参道が境内まで続いています。大樹の木陰で薄暗い境内の右には神楽殿、左には社務所が配され、正面の石垣の上の、中の境内には覆い屋内に沢山の境内社が祀られています。境内社覆い屋の中央には石段が付けられ、上の境内へと誘われます。上の境内には拝殿と、大きな鞘堂内に町指定有形文化財の本殿が建立されています。
 見上げると天まで届くような勢いのご神木も見応えがあり、季節柄桜や躑躅の鮮やかな緋色淡いピンクが、芽吹きの淡い緑の中に映える様は最高でした。

 この社に案内は無く、御祭神・勧請年月・縁起・沿革等は全て不明です。

参道入口
参道入口に置かれた庚申塔 参道入口に置かれた庚申塔
参道の様子
社頭
神社入り口に立つ明神鳥居 社号標
石段の参道
下の境内の様子
神楽殿
社務所
中の境内に祀られる境内社覆い屋
境内社:社宮司社 境内社:諏訪社
境内社:神明社 境内社:八王子社
境内社:山神社 境内社:白山社
石祠
上の境内への石段参道
上の境内の様子と社殿全景
拝殿
拝殿内の様子

本殿鞘堂と本殿
誕生記念の扇と、胎衣を模した真綿袋? 慰霊碑
蚕玉神入口の鳥居とレリーフ
神池
ご神木
駐車場下の道路から見た社頭…桜と躑躅が綺麗に咲いていました。