五十鈴山神明宮

上伊那郡辰野町下町 (平成17年4月29日)

この神社は中央本線・小野駅から南へ600メートル余り、参道入口が線路際にあり、風光明媚な山あいに鎮座する静かで落ち着いた神社です。この集落の鎮守様らしく、私達が参拝に訪れたときにもお孫さんを連れたお婆さんが楽しそうにお話をしながら急な坂道の参道を歩いておられました。社殿はこけら葺きで彫刻が結構彫られていて見事ですし、神楽殿は元藁葺き屋根のドッシリと落ち着いた良い感じで、何よりも周囲の景観が最高でした。

入口の手水舎

    参道入口。
この後長い坂道を登ります。

長い登りの後ホッとする境内入口

参道に対して横向きの拝殿。

拝殿のとても出来の良い木鼻狛犬。きちんと阿吽の形をとっています。

本殿の覆い屋の中には合計6棟の社殿が有りました。

境内右手の祖霊社

ドッシリと重厚な神楽殿

安らぎを与えてくれる神社外観