伊那東大社

伊那市中央5508 (平成23年4月29日)

東経137度58分22.76秒、北緯35度50分13.91秒に鎮座。

 この神社は伊那公園内に鎮座しています。公園南にある入口から境内に至る参道脇には様々な桜が植えられ、満開の桜並木の下を通る参拝はとても気持ちの良いものです。石段を上がり二の鳥居を潜ると境内で、大きく綺麗な拝殿・弊殿・本殿が建立されています。この社は明治の神社合併策に従い古町日陰堺上新田下新田の伊那部籍五部落の神社を合祀して創建されたようですが、今でも崇敬心が溢れる、とても綺麗に整備された神社でした。

 御祭神:天照皇大神、誉田別尊、天児屋根命、素盞鳴尊、猿田彦命、建御名方命、伊弉冉命、崇徳天皇、金山彦命、手力雄命、高皇産霊尊、軻遇突智命、応神天皇、管原道真公、保食神、日本武尊、少彦名命
 祭礼日:歳旦祭・1月1日、節分祭・2月3日、祈念祭・3月10日、例大祭・4月20日、合祀記年祭・6月18日、風虫祭・7月15日、七五三祭・11月15日、新嘗祭・11月25日、大祓式・12月28日、神札焼納祭・12月31日、月次祭・毎月1日15日
 由緒:明治維新により急速に日本の近代化を進める明治政府は神社は国家の宗祀なりとの方針から、非宗教としての神社の整理を進め維持39年国の神社合併策に従い、その実施は県知事に委ねられた。
 当地域では元禄7年検知の際は鎮座されていた古町日陰堺上新田下新田の伊那部籍五部落の、村社七社無格社七社境内社八社非公認社四十七社を合祀し、伊那部社と称し現在地に設立を進めた。
 明治42年6月18日社号伊那東大社と認可され同時に神饌幣帛供進の指定も受けた。明治42年起工同年12月7日正遷宮を斎行した。以後…中略…平成10年伊勢神宮より式年遷宮の古材を拝領御本殿を神明造りに改築した。…後略…。


社頭
社号標 入口に立つ大鳥居
参道の様子
境内入口
境内の様子
拝殿
弊殿
本殿
神庫 「聖徳?太子」碑
参道脇、満開の桜