高岡神社

飯田市座光寺高岡3338-1(平成23年4月30日)

東経137度52分0.25秒、北緯35度31分55.38秒に鎮座。

 この神社は元善光寺駅の北東約200m、飯田工業高校南に鎮座しています。道路脇の墳丘の上に建つ神社らしきものを発見して、古代史大好き人間の私としては見過ごすわけにはいかず、急遽参拝の運びとなった神社です。
 神社の案内は無く、創建年等の由緒・沿革・御祭神等は不詳ですが、古墳は「高岡第1号古墳」といい、前方後円墳で、高岡の森として親しまれているようです。
 43基からなる高岡古墳群の主墳で、6世紀中頃に比定され、全長76m、前方部高さ7.4m、後円部高さ7.6m。後円部とくびれ部の境に南西に開口する横穴式石室は、全長5.6m、奥壁幅2m、玄室の高さ17mで、壁全体が赤く塗彩されており、出土遺物に人・馬などの形象埴輪や円筒埴輪をはじめ馬具・玉類・土師器・須恵器があるそうです。

社頭
入口に立つ明神鳥居
参道の様子
墳丘下に祀られる幸神、天満宮、金神、若宮等 馬頭観音
高岡第1号古墳後円部に付けられた石段参道
境内入口
高岡第1号古墳後円部上に建立されている高岡神社鞘堂兼拝殿
高岡神社鞘堂兼拝殿に掛かる額
高岡神社本殿
社殿の裏から前方部へ抜ける小道

高岡第1号古墳前方部より全体を眺める
高岡第1号古墳後円部より全体を眺める