貧乏神神社

飯田市大瀬木(平成17年8月24日)

この神社は中央自動車道・飯田ICをでて左に行きインター入り口信号を左折、国道256号線を700m走り、熊野神社角を右折、1.3km程で農業道路を左折、1km右側に鎮座しています。この神社は熊野神社参拝の折、道路角に幟がたっており「面白そうだから行ってみようか」と急遽行く気になったのですが、各道路にこの幟が立っていて、自然と神社に行き着く仕掛けになっているようです。ところが行ってみるとテントが張ってあるだけで社殿らしきものが無く、入り口に入場料百円と書いてあります。夫は胡散臭くなったのか「俺はやめる」。そこで私が代表して中に入りました。するとおじさんとおばさんが居て、どうもそのおじさんが祭主らしく、参拝?の方法を教えてくださった。この続きは長くなりますので下記にてどうぞ。

続き
祭主曰く「人間は貧富に関わらず、誰にも貧乏神は憑いているのです。お金持 ちでも、身体の具合が悪かったり、旦那さんが浮気をして夫婦仲が壊れたり、子供が非行に走ったり、苛められたりと色々あって、お金の問題だけではありません。 お金に困っているのなら、尚更です。貧乏神とは「心」の中にいるのです。貧乏はお金ではない!  心の問題です。貧乏神はあなた自身の弱い心にかくれています。それをたたき出して欲しいのです。貧乏神はあなたが弱気になったとき顔を出します。反対に「慢心」 「傲慢」になったとき、表に出てくるのです。自分の弱い心を叩いて、ストレス解消!大笑いして 元気になったところで「良いことがある! ある! ある!」 と念じて下さい。 そこで、貴方に憑いているその貧乏神を『叩いて蹴飛ばして追っ払おう』というのがこの神社の趣旨なのです。」とのたまい、まず、「貧乏神出ていけ! 出ていけ! 出ていけ!」と木柱(自分自身の弱い心)の上部を棒で思いっきり3回叩き、次に木柱の下部を3回蹴ります(散々と逃げていくという洒落)。そして豆まきの要領で豆を.的に向かって投げつけ、その後参拝で終わります。始めは懐疑的だった私も、祭主さんのもっともな御説に引かれ、恥ずかしげもなくこの行為をしてしまうのですから、もしかしたら洗脳されやすい性格なのかもしれません???祭主曰く「日本唯一のユニークな神社です」納得。

神社?入り口

神社祭壇?

新聞切り抜き拡大写真

貧乏神と木柱

初代ご神木

お礼の報謝袋