御嶽神社

茅野市宮川(平成23年8月20日)

東経138度9分18.49秒、北緯35度58分34.54秒に鎮座。

 この神社は西茅野の集落の背後、標高840mの御岳山に鎮座しています。この地は平安時代末期諏訪氏の支族である千野太夫光親の居城・駒形城があったところです。
 木製の鳥居を潜ると、足の長さにも満たないような狭い石段が、かなり急な角度で続きます。やっとの思いで石段を上がりきると不動尊や三笠山通天狗碑が有り、そこから参道は一旦右に曲がり、左手の短い石段の上に立つ鳥居を潜ると、一応は境内の入口のような雰囲気があり灯籠や沢山の石碑が立っています。ここから更に小道を上ると右手に御柱が立つ末社群が望まれ、其のまま参道を下ると、境内らしい雰囲気の、御柱が立つ流造の社殿と駒形社の石祠が祀られています。
 この社は元々駒形城という山城に祀られていたお社なのでしょうか、余り神社らしい雰囲気の感じられない、でも清々しさが漂う神社でした。

 御祭神は国常立尊と思われますが、勧請年月・縁起・沿革等については案内がなく不明です。

社頭
参道入口
参道入口に立つ木製一の鳥居 鳥居に掛かる額
石段参道下部
参道脇に置かれた不動尊 石段参道上部
三笠山通天狗 神刀碑
境内入口
境内入口に立つ二の木製鳥居
大童子、大天狗小天狗 武尊山大権現
黒后大明神 日野嶽悲大権現
阿修羅像? 八海山大頭羅神
意波羅三社大権現 御嶽山大権現
参道
境内に点在する末社群
天神社 石祠
石祠 石祠
降りの参道
御柱が立つ境内の様子
社殿
駒形社 大権現