塚原鎮守神社

茅野市塚原2-19-7 (平成29年8月14日)

東経138度09分44.22秒、北緯35度59分50.29秒に鎮座。

この神社は、茅野市役所の北600m程の辺り、永明寺山公園のある永明寺山の南側麓に鎮座しております。

御祭神 大己貴神・高志沼河姫神

塚原鎮守神社の創立は古く、嘉禎3年(1237)の『祝詞段』に矢ヶ崎鎮守とあるから、鎌倉時代には、すでにこの地に鎮座していた。
江戸時代前期は、塚原地籍を含む本町一帯を矢ヶ崎村といった。その後、矢ヶ崎村塚原村といい、江戸中期の安永6年(1777)に塚原村が独立して、それぞれ一村となった。
このとき、矢ヶ崎鎮守を塚原鎮守と改め、塚原村の産土神とした。同時に御座石神社の祭神高志沼河姫神の御分霊を合祀した。祭神大己貴神は大国主神の別名で、高志沼河姫神は大国主神后神である。この二神は諏訪大社上社の祭神建御名方神の父神母神である。
往古は例祭が12月10日であった。この日は、湯立ての神事が行われ、神楽が奉納された。また、古来より申寅年に、式年御柱立ての祭礼が行われ、今日に至っている。
境内由緒書き より

参道入口

社号表

鳥居

参道

彫りの深い強面の狛犬。拡大写真はこちら。
(昭和10年(1935)9月建立)

拝殿

拝殿内部

本殿覆屋