達屋社

茅野市宮川 (平成22年8月28日)

東経138度8分9.31秒、北緯35度59分45.92秒に鎮座。

この神社は、中央自動車道・諏訪ICの南東600m程の辺り、茅野と云ってもほとんど諏訪に近い宮川の街中に鎮座しております。道路際に遠慮がちに建つ小さな神社でいかにも地域の産土神に相応しい佇まいです。

達屋社由緒
達屋社(たつやしゃ)は、新井の産土神を祀る神社である。
中世この地は、栗林郷といわれ、その南方に位置していた。江戸時代の寛政九年(1797)同じ栗林郷横内の達屋神社の祭神彦狭知神(ひこさちりのかみ)を勧請し、併せて手置帆負神(たおきほひのかみ)の二神を祀った。二柱の神は日本創建の古い時代の神で、宮殿などの造営をつかさどる工匠の守護神である。
本殿は、石積みの上に建てられた一間社流れ造りで(屋根に千木や堅魚木をおく)神明造形式の社殿である。
小社であるが、この本殿は諏訪の名工とうたわれた、白鳥弥四郎が天保十一年(1840)に建造したものである。
現在はこの建物の上に覆屋をかけて保護している。本殿に続く前方の拝殿は諏訪大社下社の宝殿を移築したもので、屋根には千木、堅魚木がおいてある。

神社入口

拝殿

本殿覆屋


丹波正稲荷

金刀比羅神社

石仏