八幡神社

茅野市ちの (平成22年8月28日)

東経138度8分53.43秒、北緯35度59分52.09秒に鎮座。

この神社は、中央本線・茅野駅の北西1km程の辺り、国道20号線に面して東向きに鎮座しております。

八幡神社の由来
八幡神社は古くは八幡宮とよばれ、当社の由緒書によれば、既に鎌倉時代弘長年中(1261〜64) に前上社大祝諏訪盛重が鎌倉鶴ヶ岡八幡宮を分霊し、八幡山極楽寺を別当として、神祭祈祷を盛んにし、さらに戦国時代永禄年中(1558〜70)、鎌倉より光明寺を移し、極楽寺とともに別当とし、社地は数町歩に及び、上原城下町の中枢として、広く諏訪一円から崇敬された。慶長六年(1601)、諏訪氏が上州から諏訪の旧領に復帰後高島藩主が江戸参勤往復の際、藩主は当社前で下乗。神前において道中の安全を祈願した。即ち、江戸行きの際には、藩主は当社まで騎馬。下乗祈願後、当社より旅支度を整え、駕籠で出府。帰城の際も当社にて駕籠から騎馬にかえたといわれている。今日社前に残る参道と枡形の駕籠置石の配列は数百年の歴史を物語っている。
上原史跡保存会。原文はこちら。

神社全景

割拝殿

本殿


石仏等

道祖神

御神木