佐良志奈(さらしな)神社

千曲市若宮2-イ (令和3年8月5日)

東経138度08分42.14秒、北緯36度29分02.99秒に鎮座。

この神社は、しなの鉄道・戸倉駅の西南西1km程の辺り、千曲川に架かる大正橋西側正面に鎮座しております。

御祭神 誉田別名・息長足姫命・大鷦鷯命

由緒
延喜式内神社は当時更級郡の中に11社あったが、その中の1社で、創立年月日は宝徳2年(1450)本殿火災のため焼失し、古文書等はそれ以後のものしか現存しない。
社説語伝は允恭天皇の皇子黒彦王の勧請であって、大鷦鷯命は冠着山支嶺(八王子山)に祀ってあったが、仁和3年(887)の地震で現代の八王子組(当時千曲河原)に崩落したため、麓にあった若宮八幡宮に合祀した。
現在でも祭神4体(1体は祭神名不明)が現存している。当時佐良志奈神社の摂社八王子社(祭神国之狭槌命)は、今も八王子に現存している。正平年中(1346〜1370)後醍醐天皇の皇子宗良親王御潜居のおり暫時御所とした、その節の逆襲塚があり台石に『信州若宮永和2年(1376)丙辰6月15日契約従衆四五人』と刻んである。
氏子は若宮組3組「黒彦・若桜宮(現在の若宮)・柴原(現在の芝原)」でなかでも黒彦組は戸数多く、市なども立って栄えていたが、天文11年(1542)、慶長2年(1579)、同16年(1612)等度々の水害にあい、千曲川の両岸に移住分村して現在に至っている。
明治15年(1882)10月7日郷社に列ぜられる。
長野県神社庁公式サイト より。

神社入口

境内

拝殿

拝殿前の岡崎型狛犬

本殿

本殿入口の木造狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)


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