戸隠神社

安曇野市穂高北穂高(平成18年10月15日)

 この神社は大糸線・有明駅の東約400m、国道147号線と高瀬川の中間地点に鎮座しています。鎮守の杜に囲まれた落ち着いた境内に、彫刻の施された拝殿や覆われて見えないのが残念な本殿が建ち、白壁の綺麗な神楽殿は、奉納神楽や祭礼の賑やかさが想像できます。また、近隣から合祀されたと思われる境内社が8社、しっかりと祀られていました。
 案内が無く創建などは不明ですが、北穂高地区の産土神社で、長野市戸隠の戸隠神社奥社からの勧請で、御祭神は「天の岩戸開きの神事」に功績のあった神・天手力雄命です。

神社入口 境内入口
青銅製の両部鳥居
拝殿 拝殿唐破風の松と鷹
欄間の亀と波の彫刻
挙鼻の龍。龍のみで簡潔なデザインです。
木鼻の狛犬。顔の感じは良いのですが、身体の造りが平面的な彫りです。
本殿覆い屋 白壁の綺麗な神楽殿
境内社・左から
天満宮社、八王子社
境内社・左から
津島社、鹿島社
境内社・左から
八幡社、秋葉社、諏訪社、大明神社