日吉神社

安曇野市穂高柏原倉平2029(平成18年10月14日)

 この神社は【狛犬情報・ジンジャーさん】からのお薦め神社です。
 倉平地区の鳥川右岸に沿って設置された、あづみ野やまびこ自転車道沿いに鎮座していますが、地図に記載がありません。遠くからもそれと分かる見事な鎮守の杜が形成され、入口の白木の両部鳥居には双龍彫刻で縁取りされた社額が架かっています。穏やかで明るい境内奥には立派な拝殿と大きな流造の本殿が建ち、境内社も多数祀られていました。拝殿内にはとても綺麗な、和弓を手にした随神さんがいらっしゃいます。
 柏原地区の産土神社で、主祭神は、大己貴尊、玉依姫命、大山咋神、瀧津姫命です。
 案内には、「延宝元年(1673)再建。明治2年日吉大社より勧請される。」とありますが、すでに江戸時代以前に創建されていた社殿を1673年に再建し、明治になってから改めて日吉大社西本宮より大己貴命とその妻神である玉依姫命を、東本宮より大山咋命を勧請し、高瀬川、犀川などの水害に悩まされた当時の事、その救いの神として早瀬の神の瀧津姫命をお祀りした…と考えて良いのでしょうか? 

神社遠景
見事な鎮守の杜が形成されています。
神社近景
杜の中を道路が通っています。
昭和47年生まれの鈴しょうわ狛犬
(昭和47年秋建立)
神社入口 白木の両部鳥居に架かる
双龍が縁取りされた社額
拝殿 拝殿内の様子
拝殿内を護る随神さん。まだ新しく肉眼でも良く見えました。
本殿 境内社・弁財天社
纏められた境内社左から、
鎮ノ宮、戸隠社、八王子社、稲荷社、
琴平社、菅原社、樹ノ下社、八幡社
境内社・秋葉社 御嶽神社
境内の様子
親子の道祖神?