安曇野市明科七貴荻原(平成18年10月15日)
この神社は七貴地区の85号線に面して鎮座しています。入口に単車が置いてあったり、境内脇に車が止めてあったり、社地のスペースを地域の方達が重宝に使っているようです。鳥居を潜り、杉の古木の間を行くと、すぐに大きな神楽殿が行く手を阻みます。その脇を通り広い境内に出ると、正面に石垣が組まれ、豊かな杜を背に唐破風付きの拝殿が見えます。本殿は重厚で、境内には珍しい大黒道祖神も祀られていました。
案内が無く、創建・由緒・御祭神の情報は全然ありません。
安曇野の神社には安曇野を開いた海洋民族「安曇族」にちなむ船の山車が多くありますが、中でも荻原の山車は大きく、荻原神社の10月の例祭では、長さ約20m、高さ約5mの大型の山車に人形が飾り付けられ、地域や境内を引き廻されるそうです。そのお船が境内入りした後に、拝殿で奉納されるのが子供たちによる浦安の舞で、この舞は2003年に約40年ぶりに復活されたそうです。
神社入口 | |
神楽殿、入口側と境内側から | |
境内の様子 | 拝殿 |
本殿左右から | |
大黒道祖神 | 境内社三社 社殿前には恵比須・大黒面や像が置いてあります。 |
境内社二社 | |