童子丸神社

西都市童子丸583(平成21年1月7日)

東経131度23分57.67秒、北緯32度7分9.88秒に鎮座。

 この神社は童子丸公民館と隣接して鎮座しています。

 御祭神:火蘭命、天津彦火火出見尊、火明命、大己貴命、少彦名命、宇迦魂命、保食神
 祭礼日:11月20日
 由緒:天孫・天津彦穂瓊々杵尊が笠狭崎に行幸した祭、大山祇命の二女木花開耶姫命を皇妃と定め三皇子を生んだ。本村は三皇子ご生育の地であるところから、古くから童子丸というと語り伝える。
 神殿よりおよそ南600mの所にご降誕の遺蹟がある。無戸室といい、木花開耶姫命がお産をされたとき、身の証をたてるため、四方を塗りふさいだ戸のない室で、しかも部屋に火を放って三皇子をお産みになったという。そのかたわらに児湯の池があり、三皇子が産湯を使った池だといわれ、日本最初の産婆の神、袷縞様、青島様がまつられている。景行天皇のころから当地を子湯の県といい、郡名もこの地より起こったと言い伝える。
 当社は三皇子を祀って三ノ宮とし、白鳳2年、大己貴命、少彦名命の二柱を合祀した。棟札によれば寛永4年(1627)守護藤原朝臣弘純により再興され、その後、寛文7年(1667)から嘉永6年(1853)までの間に七度再興されている。
 明治初年までは山王権現と称したが、明治4年、童子丸神社に改め現在に至る。

神社入口
境内入口の両部鳥居
拝殿
本殿
ご神木