高都萬神社

西諸県郡野尻町東麓539(平成21年1月6日)

東経131度6分26.21秒、北緯31度57分31.29秒に鎮座。

 この神社は野尻町役場の北東約500mに鎮座しています。遠くからこんもりと鎮守の杜が見え、入口には大きな社号標が見えます。入口の靖国鳥居を潜ると境内まで石段の参道となり、入口左には享保18年(1733)建立の衣冠束帯神官型座像が置かれています。境内正面には大きな拝殿が建ち、その奥には流造りの本殿が建っています。拝殿には「大王権現」の額が架かっています。

 御祭神:猿田彦命他
 例祭日:11月28日
 由緒:創建年代は不詳ですが、一説には白鳳7年(656)の創建といい、また伝えるところによると平安時代の仁安3年11月(1168)再興したともいわれています。寛文4年(1664)領主島津久光により再興され、又、元禄5年(1692)には島津綱貴が再興しました。慶応2年(1866)「大王権現」の号を現社名に改称し、明治6年郷社に列しました。大王権現の扁額が拝殿の正面にかかげられています。(「神社名鑑」より)

社頭
入口の靖国鳥居 社号標
享保18年(1733)建立の
衣冠束帯神官型座像
石段の参道
境内入口
平成元年生まれの岡崎現代型狛犬
(平成元年(1989)6月吉日建立)
拝殿
拝殿内部の様子 拝殿に架かる額
「大王権現」
本殿
ご神木