祇園神社

日南市梅ケ浜1(平成21年1月5日)

東経131度24分37.7秒、北緯31度35分10.76秒に鎮座。

この神社は、日南線・油津駅の東1.5km程の辺り、広渡川の河口に架かる広渡大橋の南に鎮座しております。薄暗い洞窟の奥に社殿が建っていて、神秘的な雰囲気の中静かに参拝できます。

祇園神社御由緒
神社の祀神
素蓋鳴命・稲田姫命
本殿入口左右の神様は龍神(八岐大蛇)様と水神(水波女命)様です。
この神社は疾病(特に腹痛など)除け、厄難除けの守護神で航海安全、商売繁盛、五穀豊穣、縁結びの神様であり、人々を海難、水難を始め、諸々の災難から守る神様として広く親しまれています。
神社の沿革
大正十二年、油津に赴任された宮崎鉄道管理所長の星野寅二氏のご尽力により大正十三年四月に完成しました。当時三十数名の石工が工事に携わったと云われています。
境内由緒書より。

宮崎県以外の祇園社は社名を変えられ、御祭神も取替えられたのだが、ここでは牛頭天王と頗梨采女が素蓋鳴命と稲田姫命に取替えられただけで、名称には祇園がそのまま残されたようです。

神社入り口。宮日新観光地百景と書かれた石碑があるが、我々以外は誰もいない。

神社前の風景。嘗て洞窟の前はいきなりこの景色だったのではないでしょうか。

石段を下って洞窟内が境内です。窟祇園神社。名前に相応しい場所に鎮座しております。

参道

本殿

龍神

境内より見る入り口