佐土原神社

宮崎市佐土原町上田島1342(平成21年1月7日)

東経131度25分49.35秒、北緯32度2分44.6秒に鎮座。

 この神社は佐土原小学校西に219号線を挟んで鎮座しています。弁天山南麓に鎮座し境内に隣接して佐土原保育所があります。道路から石段を数段上がると明神鳥居が建っていますが、下の境内周囲には殆ど車が停められ保育所の駐車場と化しているようです。その境内には「招魂碑」「祭田の碑」「祈念碑」などの石碑が建ち、斜面に作られた石段の上には柱だけの拝殿、流造の本殿が建立されています。

 御祭神:佐土原藩祖 嶋津以久(ゆくひさ)公から藩最終第10代 忠寛(ただひろ)公までの歴代藩主を祀っています。
        嶋津彦以久主命、寄津彦忠興主命
        建津彦久雄主命、浩津彦忠高主命
        國津彦忠微主命、興津彦忠雄主命
        常津彦久柄主命、豊津彦忠持主命
        足津彦惟久主命、鷹津彦忠寛主命
 例祭日:10月18日
 由緒:佐土原神社は明治34年に、当時 佐土原藩十ヶ町村 と言われていた都於郡、三納、三財、新田、富田、広瀬、住吉、那珂、佐土原、妻の旧藩民の手で社殿が建立され、創建されました。

社頭
入口の明神鳥居 境内の様子
拝殿
本殿
境内の石碑
左・戊辰戦争から日露戦争までの戦死者を祀る「招魂碑」。 中央・江戸期の安政8年祭田を開き、その収穫を佐土原7神社のものすることになった農業祭の「祭田の碑」。右・祈念碑
境内左にある弁天山への
佐土原神社登山口
境内右側のご神木・大楠