新名爪(にいなづめ)八幡宮

宮崎市新名爪4449 (平成26年2月9日)

東経131度26分21.63秒、北緯31度58分10.69秒に鎮座。

この神社は、JR日豊本線・蓮ヶ池駅の北北西1.5km程の辺り、国道10号の西側、岡の斜面に鎮座しております。

御祭神 誉田別命・玉依姫命・息長足姫命

由緒
第八十一代安徳天皇の養和年中(1181〜82)この地に創建したもので、社伝によれば、豊前領主土持冠者左衛門景綱が日向の地頭の時、宇佐八幡宮の分霊を勧請したと伝える。土持八幡宮、または単に八幡宮と称していた。宇佐八幡宮新名爪別府については、『宇佐大鏡』によれば、治暦二年(1066)とあることから、当時新名爪の鎮守として勧請したと思われる。
明治二年郷社となり、新名爪神社と改称したが、昭和四十八年旧称の新名爪八幡宮に戻し現在に至っている。
また、室町時代の作といわれる舞楽面「陵王」(縦30p、横18cm、鼻の高さ13.5cm)が伝えられており、宮崎市指定の有形文化財に指定されている。
舞楽面は全国に散在しているが、中でも陵王の面は九州地方では、福岡県観世音寺、大分県宇佐八幡宮と、新名爪八幡宮に限られており、本面は豊後宇佐八幡宮の関係において存在し、その南限と思われる。また、新名爪八幡宮の氏子にとっては、不老面(年をとらない面)と呼んで崇敬厚く、一方では恐怖感をいだきながら権威ある面として信じられ保存されてきたことは、文化的、民俗学的に意義あるものである。
宮崎県神道青年会公式サイト より

参道入口と一の鳥居

参道

二の鳥居

境内入口の狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)

拝殿

拝殿内部

本殿


祖霊殿