木之川内母智丘(もちお)神社

都城市山田町山田下中8760(平成21年1月6日)

東経131度3分32.52秒、北緯31度49分39.21秒に鎮座。

 この神社は木之川内小学校の北西約250mに鎮座しています。入口には立派な由緒の案内板がありますが、社号標は有りません。一の明神鳥居から二の明神鳥居までは坂道で、そこから境内入口までは石段の参道となります。境内は明るく日の光を浴び、その中に横向きに建立された社殿がすっきりと見えます。拝殿は開放的な作りで、机の上にはお線香が置いてあり結構抹香臭く、神仏混淆の慣習が未だ残っているように感じました。

 御祭神:豊受毘売神、大年神
 祭礼日:春の祭典・4月23日、夏の祭典・7月23日、秋の祭典・11月23日
 由緒:庄内地頭であった三島通庸が横市にあった古い社殿を稲荷石という大きな石の上に移して再建し、石峯稲荷明神と云っていました。
 後に明治6年庄内母智丘神社の分神としてこの地に建立されました。明治の社格では無挌社でした。

社頭
入口の一の明神鳥居 参道の様子
参道途中の二の明神鳥居 参道の石段と境内入口
境内の様子と社殿全景
拝殿
拝殿内の様子
お線香が置いてあったり、結構抹香臭く、神仏混淆の慣習が未だ残っているようです。
本殿