大御(おおみ)神社

日向市日知屋1 (平成26年2月8日)

東経131度39分06.47秒、北緯32度24分27.18秒に鎮座。

この神社は、JR日豊本線・日向市駅の南東2.5km程の辺り、日向灘に面した磯の上に鎮座しております。

御祭神 天照大御神

由緒
大御神社は、皇祖天照大御神を御祭神とする古社で、創建の年月は詳らかではないが、当社に伝わる「神明記」その他の古文書によれば、往古皇大御神、日向の国高千穂に皇孫瓊々杵尊を天降し給うた節、尊は当地を御通過遊ばされ、千畳敷の磐石にて、これより絶景の大海原を眺望され、皇祖天照大御神をお祭りして平安を祈念されてと伝えられ、後世此の御殿の霊石の在りし所に一宇を建て、皇大御神を勧請し村中の鎮守と崇敬し奉ると言う。
また、神武天皇御東征の砌、大鯨を退治された御鉾を建てられたことから、鉾島が細島に転じたと伝えられているが、天皇はこの時、伊勢ヶ浜(脇の浜)から港に入られ、皇大御神を奉斎する御殿(現在の大御神社)に武運長久と航海安全を御祈願されたと伝えられ、大御神社の西に横たわる櫛の山と(槵の山)、東に隆起する米の山(久米の山)は、神武天皇の先鋒の天櫛津大久米命の名に因むものであると言う。その後、当社は日知屋城主伊東氏ら歴代城主はもちろん、延岡城主、幕領代官等に尊崇され、地方の民も「日向のお伊勢さま」と呼んで崇敬し、且つ親しんできたのである。
最近ことに御神徳を慕って県内外の参拝者が激増している。
大御神社の社名は、天照皇大御神の大御をいただいて社名としたと伝えられている。
現在の御社殿の改築は昭和13年(1938)に完成し、資材は高千穂地方の神社の境内木が使用されている。
境内由緒書き より

神社入口と鳥居

神門

神門前の狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)

境内

拝殿

拝殿内部

幣殿と本殿


さざれ石

龍神の霊