栗尾神社

日向市塩見4573 (平成26年2月8日)

東経131度36分22.16秒、北緯32度24分39.46秒に鎮座。

この神社は、日向市役所の西南西2.5km程の辺り、塩見運動公園の近くに鎮座しております。

御祭神 誉田別命(ほんだわけのみこと)・天背男命(あめのせおのみこと)・野槌姫命(のづちひめのみこと)・事代主命(ことしろぬしのみこと)・大己貴命(おおなむちのみこと)

由緒
天正元年(1573)、伊東家の氏族だった城主、右松四郎左衛門が塩見城の鬼門除けに勧請したともいわれるが、大友宗麟が天正年間(1573〜1592)、日向進出の際、城主は戦いに敗れ、東臼杵郡椎葉村の栗尾山より同村の蔵の後というところに逃れたとき、九本の松の枝に白幣が一夜のうちに飛び来って掛かり、同時に楽を奏する音色が四方に響き渡ったという。そこで奈須運平という者が、これを神の降臨と感動し、走りよって再拝して、これを受けて宮の下の地に勧請したのが創建のはじめであるとも伝えられている。この由緒により今もこの地を「飛松ヶ迫」と呼んでいる。
明治初年(1868)に、八坂神社・猪久保大将軍・永田天神社・朝日滝神社・の各神社を合祀して村社となり、明治42年(1909)2月、神饌幣帛料供進社に指定された。
境内由緒書き より

神社入口と鳥居

神額

拝殿

拝殿内部

本殿


天正年間の勧請と伝える稲荷神社 正安二年の勧請と伝える松尾神社

御神木