大原神社

東諸県郡国富町宮王丸498(平成21年1月8日)

東経131度20分42.59秒、北緯31度59分1.79秒に鎮座。

この神社は、大淀川の支流本庄川の北側に広がる丘陵地帯の東側、宮王丸地区に鎮座しております。

祭神:武甕槌命・栲機千々姫命・経津主命・天児屋根命
由緒沿革
当初創立年代は詳らかではないが、山城国大原野より勧請したと伝える。釈迦郡兵部の日記に「伊賀王、大望ノ事アリテ心臓込メサレシニ其ノ石二ツニ破レタレバ御止メニナリタル霊験アラタカナル神石」とあり、この破れた神石をご神体として祀ってある。昭和六年十二月十三日林行治町長の時、この神石の由来を町当局が知り、補助金を歳出し、神間石社の改建を行い、また城屋敷伊賀王お休みの日址並びに御神井等に石碑を建立するなどして、その顕彰を行った当地区は旧藩時代秋月氏(木脇分知)に属しており、武神を奉祀してある。当社の例祭日には、昔時より氏子による勇壮な俵踊等を奉納する習わしがあった。
境内神社として、若宮神社、祭神押雲命、神間石社、祭神木花開耶当スがある。
境内由緒書より。原文はこちら。

京都大原野神社より勧請とあります。嘗てここが、藤原氏の荘園だったのでしょうか。

神社入り口

拝殿

拝殿内部と本殿覆い屋。正面社額には大原大明神の文字。

社殿全体

神楽殿と末社