八幡神社

柴田郡柴田町槻木白幡4-3-8(平成19年7月25日)

 この神社は白石川が阿武隈川に合流する北西約600m、やや小高い丘の上に鎮座しています。朱の鳥居が建つ入口から参道が長く続く神社で、二の鳥居から石段を上がった後も、気持ちの良い杉の古木の中の平坦な参道を、結構歩きます。境内入口となる神門?(長床?)を潜ると広々とした境内で、正面に狛犬が護る社殿が建ち、周囲には鐘楼、境内社、末社などが建立されています。入口の案内に「八幡館跡」とありましたが、昔の要害の地であることがよく分かる地形上に鎮座しています。

 御祭神:誉田別命
 由緒:北向八幡とも呼ばれ、天喜4年(1056)に始まる前九年の役に、源義家が戦勝を祈願した氏神八幡宮を、康平5年(1062)に勧請したと伝えられています。

神社入口と
社号標「村社 八幡神社」
参道は130m程続きます。
道路を挟んだ二の鳥居 八幡館跡の案内
参道は左に曲がり石段となります。 杉の古木が覆い被さるように
参道脇に聳えています。
境内入口となる神門?長床? 境内右手に残る鐘楼
昭和7年生まれ、子取り玉取の岡崎現代型狛犬
縦置き阿吽の位置が反対の宮城独特の建立方法です。手彫りで未だほのぼのとした感じが残っています。
(昭和7年(1932)10月15日建立)
拝殿 本殿
境内社 末社