三宝大荒神

仙台市若林区南鍛冶町41-1 (平成25年7月30日)

東経140度53分36.58秒、北緯38度14分42.86秒に鎮座。

この神社は、JR仙台駅の南東1.5km程の辺り、仙台市のど真ん中と言っても良い街中に鎮座しております。

南鍛冶町の町名は、藩政時代に鍛冶職人衆を住まわせていたことにちなんで名付けられました。この地には「火伏せの神」として三宝大荒神が建立され、境内に火伏せの樹木(防火樹)としてイチョウが植えられました。三宝大荒神のイチョウの大木は、藩政当時のイチョウが生長したもので、ご神木として祀られています。このイチョウの大木は、樹齢が約320年、樹高が21mに達し、市の保存樹木に指定されています。秋の黄葉の時期は格別で、木全体が黄金色に輝き、この地域のシンボルとして親しまれています。
仙台市公式サイト より

三宝荒神
仏・法・僧を守護するという神。俗に,不浄を嫌うことから火の神にあて,かまどの神としてまつる。神仏習合によって生じ,修験者がつかさどることが多い。荒神。
三省堂 大辞林

神社入口

鳥居 神額

境内

社殿

縦置きの仙台狛犬。拡大写真はこちら。
(弘化3年(1846)丙午6月19日建立)

拝殿内部。神仏習合が色濃く残っているようです。


舞殿

耳権現さま
元寇の役に出陣した勇士の霊を供養した卒塔婆を祀り、この卒塔婆に祈ると耳の病に霊験あらたかだそうです。原文はこちら。

御神木の公孫樹