虚空蔵堂

仙台市太白区向山4(平成19年7月23日)

このお堂は愛宕神社隣にありますが、狛犬が居たので掲載しました。大満寺虚空蔵堂は万治2年(1659)、青葉山に建立された後、経ヶ峯に移され、二代藩主の廟・感仙殿造営の際に、現在地に移築されました。厨子1基が市指定文化財となっています。

大満寺虚空蔵堂入口 山門
大満寺虚空蔵堂
宝暦5年(1755)生まれの、螺髪のようなパンチパーマをかけた、マントヒヒ顔の面白い狛犬です。阿吽共に角付きで、内側の前脚を軽く引いています。お隣の愛宕神社の狛犬と同い年ですが、耳の折り方が同じだけで、顔つき、鬣などは異質です。この狛犬のコピーは何体か見ました。
(宝暦5年(1755)5月建立)