石留神社

仙台市泉区市名坂(平成19年7月23日)

 この神社は七北田公園の南西約200m、七北田川の土堤に鎮座していますが、200m程北西に鎮座する二柱神社の末社となっています。例祭日は8月16日です。
 伝説によるとその昔、志波彦神が白馬に乗り七北田川を渡ったところ、馬が川底の石につまずき落馬したため、冠を川に流してしまいました。怒った神は家来の神々に命じて、付近の石を両岸に拾い上げさせて、これより下流には石があってはならないと、見張りの神をおきました。この神が石留明神だという説が伝わっています。又、「宮城郡誌」の「二柱神社」の項に、石留神社は「御霊神社」と記載されており「武烈天皇の御陵である。」という言い伝えがあるそうです。(「いずみ史跡今昔物語」「千時千一夜  瀬織津姫&円空情報館」より)

神社入口
社殿
拝殿の社額 拝殿内の様子
神社前の七北田(ななきた)川、別名冠川の様子