塩釜神社

仙台市青葉区芋沢(平成19年7月23日)

 この神社は仙台市の西方、青葉区川前小の西に鎮座しています。鎮守の杜が殆ど杉林で形成された参道奥に、未だ綺麗な社殿が静かに建っていました。
 拝殿内の額に「奉祀塩土老翁命」とあるのは御祭神でしょう。又、左の額に「明治3年4月吉祥日 願地主 松前右市郎源廣致代 祭主和光院舜永 欽白 松前の国は古来から代々塩権神を守護神として尊崇し、その後仙台藩に移り願主松前廣致は仙台藩主13代伊達慶邦公に仕え大番頭を勤めた。維新後は旧領である栗原郡清滝村清水沢に移る。」とあるのは維新後旧領に帰ってきた松前氏がこの年にこの社を創始したと考えるのでしょうか? 和光院が神仏分離に対応して神社となったのでしょうか? 単に祈願文なのでしょうか? 何方かお分かりになる方がいらしたらお教え下さい。

 

神社入口 参道の様子
拝殿
拝殿の様子

本殿覆い屋 末社・稲荷社